まずは軽く足馴らしのCardrona(カドローナ)


Last Update:2001.11.19





2001. 9. 10

 ニュージーランドでのスキー初日の今日は、絶好のお天気.まさしく雲一つ無い快晴. 空ってこんなに青いんだなー.


 目指す今日のスキー場はCardrona(カドローナ)だ.クィーンズタウンとワナカとゆー街の 丁度中間位に位置するスキー場で、車で1時間程.ドライバーはエドルさんとゆー日本語も 出来る人でちょっと安心.山を越え、暫く進むとスキー場への道となるのだけど、国道から スキー場までの13キロはジャリ道っ!すごい.噂にゃ聞いてたけど、ホントにジャリ道だった. 日本では考えられないね.すぐ下は絶壁だったりもするし、柵もかろうじてあるけど、 なんの役にも立たなさそうだった.途中、砂埃でホワイトアウト状態に.雪じゃなく、砂埃で そんな状態になるとは・・・.ジャリ道だろうが、お構いなしに80キロ位で走って行くから、 ちょっと恐かったけど.



 で、9時半過ぎに到着.はやる気持ちを抑えつつ、ゲレンデの説明や帰りのことを聞く. 一通りの説明を聞き、準備してゲレンデへ.今年は4月まで滑っていたけど、約半年振り. 4月のときは、まさかニュージーランドで滑るなどとは思ってもみなかったけど. ケガをしないように入念に準備運動をして、滑り始める.硬い雪であった.Spring Snowな状態−いわゆる春雪−で、ザラメ雪がカチーンと凍った感じ.滑り始めて1本目、すぐに転んだのだけど、 痛かった.何回か転んだけど、一番初めに転んだのが、一番痛かった.
 それからもりっと1時間程滑りまくって.1時間ちょいで5本滑ったから、なかなかの ペースだけど、ちっとしんどい.で、そこでビール飲みつつ、飯食べてね.飯と言っても、サンドウィッチとミートパイ.ミートパイは匂いがきつくて、ちょっとしんどい.米を食べれないのは、やはり物足りない.しょうがないので、ビール2本飲んでね.でも、昼間からビール飲んでる人はあんまりいなかったぞ〜.


 再びゲレンデへ.山の上からクィーンズタウン方面を望む.すぐ目の前の雪と緑の木々. 遠くにワカティプ湖が浮かび上がる.美しい景色が今だけは俺のモノ(このページのトップの写真). ワナカ方面を望むと、山々が白くて、微妙に雲が掛かり、それがまた美しさをより一層際立たせていて すごい良かった.



 雪はあまり重くないと感じていてもやっぱり重いようで、左の膝上がつってしまいそうだったので、 またまた休憩.ビールが良くなかったのだろうか?
 で、その後リフトに乗ったら、たまたま、女の人と一緒になってね.Hello!と 挨拶され、返す.でも、ろくすっぽ喋れないので、ちと辛い.で、板のメーカーを聞かれ、 SALOMON、BUZZと言ったら、その女の人は、私のもSALOMONと言っていたようだった. 「Trick?」と聞かれたけど、実際出来ないし、悩んで、「I play Curving Turn,Very Easy」 と適当なことを答えていた.分かってくれたみたいだけど、ホントに通じてるのだろーか?


 で、ぼろぼろになった足で何本か滑り、更にはボーダークロスのとこまでも滑ってしまった. 飛ぶことは出来ないまでも、ウェーブを吸収しつつ、斜めに壁の上の方まで昇ったり、下ったり. スピード感がすっごい楽しいっ!でも、もう足がダメ.おかしいな、こうならないように 週に2回泳いでたのに.
 体力も限界となり、15時半でストップ.帰り支度をして、16時に向こうを出て、17時に 着く.来る前の情報収拾では1時間半程の距離と思っていたけど、実際は1時間程である. 行きも帰りも羊を沢山見たけど、写真には撮れなかった.安物のデジカメでは車のスピードは 早すぎてね.ちょっと残念.



 飯を買う為に街に出る.一人でレストランに入ろうかどうしようか随分迷って、 結局行かなかった.ガイドブック無し、英会話本無し、度胸無しで、結局、サンドウィッチの店、 SUBWAYで済ました.しかし、これがまた一苦労.注文は番号だったけど、サイズはフルかハーフか? 中に入れる具は何にするのか?ドレッシングは?と矢継ぎ早に聞かれてね.全然分からなかった. ジェスチャーで店員がなんとかしてくれてるよな.ちょっとへこむ.明らかに10代と思われる 小娘に英語で捲し立てられて、しどろもどろになってる自分が情けねーっ!部屋に戻り、 ビール飲みつつ深く反省.もっと英語勉強しよう・・・
 明日は晴れそうだし、きっとヘリスキーだろう.長い板で滑れるかな?足は保つかな?トイレは 大丈夫かな?不安も一杯だけど、きっとエキサイティングな1日であろう、期待を胸に秘めつつ.






クイーンズタウン到着日


メインのヘリスキーっ!




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