絶景のRemarkables(リマーカブルズ)


Last Update:2002.09.29




2001. 9. 13

　今日も良い天気だ．クィーンズタウンにいるときはずっと晴れてくれそうだ．雨に煙る街も見てみたいのだが、それは贅沢とゆーモノか．次行ったときは吹雪でどうしようもなかったりして(^_^;)

　今日はちょっと遅めに出発．８：４５分のバスに乗り込み、期待していたRemarkables(リマーカブル)へ．例によって、道はガードレールの全く無い砂利道．しかもかなり勾配がきつい．バスはゆっくりゆっくり登って行く．他のバスにも抜かれた位だ．そんなこんなで、スキー場には９時５０分到着．しっかりと50分かかっている．



　コースマップを見つつ、どんな感じか分からないまま、取り敢えず上に上がる．センターハウスを中心にすると右手側だ．きっつーっ！最初からいきなりきついとこに行ってしまった．雪も少々固くときおり地肌も見え迂回したつもりがコブ斜の方にでてしまい、しんどかった．途中からは少し楽になって、細くなってる所もあったけど、勢いをつけて滑ると楽しい．



　続いてはセンターハウスの左側のコースへ．なんちゅーか、猪苗代リゾートのようにコースの途中にアップダウンがあってなかなか面白い．コブも無く、しっかりピステが入ってるので、かなりのスピードが出せる．途中におっきなジャンプ台とウェーブが配置されてて、スピードだけじゃなくトリックなんかも楽しめる．雪質もGood！Cardrona(カドローナ)と甲乙付け難い．景色も絶景だ．岩がゴロゴロしていて、日本じゃお目にかかれないダイナミックさがそこにある．



　食事を済ませ、ネット用端末が置いてあったので、NYのあの事故のことが気になり、順番待ちしてると、前でやってた地元らしきあんちゃんが『もう使わないからやっていいよ』と譲ってくれた．『３分位しか残ってないけど』とも言い残して行ってしまったけど、情報を得るには十分だった．まだ情報が錯綜してる状態で詳しいことまでは分からなかったけど、日本語で読んで、よりはっきりと状況を理解した．うん・・・．

　しかし、今にして思うとなんで日本語のページを表示出来たのだろう？フォントって入ってたのかな？因みにこのJohn-Kunn's Home Pageはちゃんと表示されなかったよ〜ん．

　最初に滑ったコースへ再び行ってみる．リフトを降りて、１０分位山を登って行くと頂上に行ける．そこからクィーンズタウンが一望出来るのだ．かなり勾配がきつい．どうしようかなーと迷ったけど、折角だから頑張った．



　登り初めて30秒、先に登ってる人はもう頂上から降りる準備をしてるのに気付いた．その他は50ｍ位前を外国のあんちゃんが一人で頑張っている．でも周りに誰もいないことに気付き彼は降り始めた．『ち、これじゃ、上登っても写真撮って貰えないな』と思いつつ歩き始める．するとそのあんちゃんも再び登り始める．どうやら考えていたことは同じだったようで、写真を撮ってくれるであろうJohn-Kunnの姿を見て歩き出したとゆーことだ．彼とは途中から一緒に登り、拙い英語で『VeryHard』なんて会話をしながら、ちょっとの間お互いを励ましあいながら登った．彼はオーストラリアから来た20歳位のあんちゃんだけど、『Cool!!』を連発してた．確かに凄い景色だ．牧場には羊達がのんびり草を食べている．クウィーズタウンの街が眼下に広がる．そしてワカティプ湖の静かな佇まい．最高に良い景色だよ．



　　　



でも、一歩足を踏み出すとそこは断崖絶壁．危ねーよ！






　オーストラリアの彼にじゃあねと挨拶し、滑り降りて来たのだが、彼は何故か滑らずにゆっくりと歩いて降りていた．頑張れよ〜！
　リフトに乗っていると他にも声を掛けられた．向こうの方々はホントに気策に声をかけてくれる．片言の日本語喋れる人もいて、片言の英語と日本語を交えて喋った．このパターンが一番楽．コミュニケーションをすっかり取れた気になるもんね．神戸に３ケ月いて、将棋が好きと言っていた．クィーンズタウンでは、自分が一番とも．俺出来ないのになー．日本人としてちょっと恥ずかしい．
　悔しいのは、折角声を掛けてくれたのに、英語出来ないと知るや、コミュニケーションを諦められてしまうこと．残念だよな．



　流石に４日連続で滑るのはきつく、これ以上滑るとケガしそうだったので、２時半過ぎに切り上げて３時のバスで帰って来た．もうクタクタだ．NZの雪山に名残りを残しつつスキー場を後にした．きっとまた来るから！






　ホテルに戻り、ちょっと休憩がてらにビールを呷る．４時半位から街へ．お土産買わなきゃ．クィーンズタウン最後の夜だから、沢山のお土産を買った．なんやかんやで７時頃まで買い物をしていた．いろいろ買ったけど一番喜ばれたのは、シープスキン．ちっちゃいモノだけど、ふわふわしていてとても気持ちイイ．38NZ$．そのときのレートで換算すると1800円くらい．お勧めです．ショップはAccent onで、ネットで購入することもOK！ あとはTシャツ．１枚25NZ$前後．1,500円くらい．但し、失敗だったのは、結構かさばったこと．大きなバッグだったら大丈夫だけど、ちょっと注意が必要．



　夕食はいちかばちかで、マオリのショーをやる店に行ってみた．やばかった．予約制のお店らしく、人が一杯．片言の英語で交渉したらOKだけど、ちょっと待てとゆーことになった．10分程待たされて、通された席は相席で、外人さんの４人組であった．どうも地元の人らしい．リーダー格と思われる方に『I'm Jeff』と名乗られて、握手を求められJohn-Kunnも挨拶したけど、会話はそこまで．やばかった．19時40分頃には飯も食べ終わってしまったが、ショーは８時半から１時間だとゆー．待ち時間が辛かったけど、せっかくなのでひたすらビール・ワインを飲みつつ待った．うん．マオリのショーは、まあまあ面白かった．いわゆるHAKA DANCEだ．見に来ているお客さんもステージに上がり、一緒になって踊ったり、歌ったり．楽しい雰囲気だ．でも、何分英語を理解出来ないので面白いであろうジョークも理解出来なかった．ちょっと残念．歌はやはり独特でいい感じ．リーダーの男性の声がカッコ良くて、あれで、どろどろのFUNKナンバー歌ったらすっげ、カッコいいと思う．






　今日がクィーンズタウン最後の夜なんだとちょっと感傷に浸りつつホテルへ．なんかあっとゆー間．やっ ぱり名残惜しいよ．でも、バイバイだね、クィーンズタウン．また来るから！



疲れ気味のCoronet Peak(コロネットピーク)

クイーンズタウン出発日


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