コロネットピークへ


Last Update:2004.10.02

Kさんは疲れているため、今日は一人でスキー滑りに出る．クィーンズタウンから一番近いスキー場のコロネットピークだ． 今日はちょっと遅めに６時15分起床（普段の休みからしたら圧倒的に早いのだけど）． 　一服するために外に出てみる．どんよりと曇っている．前回来た時を通しても、こんなに曇っているのは初めて． とは言っても遠くの空はところどころ青い．晴れじゃない時はこんな感じなんだね． 　雪降ったらクィーンズタウンはどんな顔を見せるのだろう．今回の旅を通しても、またもや雪は全く降らず． 少しは冬っぽいところを見てみたい気もするのだが． 　８時過ぎにロビーに出ると到着日に会った東京の男の子４人組がいらっしゃった．ちょっとだけ会話し、 今日はあっしと同じコロネットピークとゆーことだそうだ．

　コロネットピークはクィーンズタウンから30分程で、８時45分頃には着いてしまった．
ホントは、リマーカブルズに行きたかったのだけど、午後からバンジージャンプをする予定だったため、
一番近いコロネットピークにしたのだ．ちなみにリマーカブルズだと、45分程か．
近いのだけど、坂が急でバスだと結構時間が掛かるのだ．

　9時前から滑り始める．カドローナ程標高は高くないため、あまり硬くなく雪質はまずまず．
でもやっぱり斜度がきついな〜．３日連続だとこの斜度はなかなか堪える．前回も疲れのピークだった
３日目だったし．スピードが出過ぎてちょっと恐い．きっと初日に滑るといいんだな．

　山の上の天気は、多少曇ってはいたけど、全然問題無し．冷たい風が少し強くて寒い．ニュージーランドでの
スキーはいつも暖かいため、『緩い』イメージがあったけど、やっぱり冬なんだよね．

５本程滑り、10時過ぎに休憩．あまり無理してケガしてもつまらないし．レストランに入ると、東京４人組のうちの２人がいる． 挨拶を交わし、すかさずビールを注文．つまみ替わりに前の晩に買ったキングサイズのキットカットを食べつつ あっとゆー間に飲んでしまった．美味い！でも、冷静に考えると３時間の時差があるとは言え、日本時間の7時過ぎには ビール飲んでることになるんだよね〜(^_^;) 　ビールも飲んだし、片付けようと思い、グラスを持ってカウンターへ移動．ん？返却口がどこにも無い！ 日本のスキー場だとレストランはセルフサービスのところが多いため、その癖がついてたのだ． 単にテーブルの上に置いておけば良いとゆーことにその時は全く気付かなかったのだ．

"Glass Back,ok?"(あっし) "What? One More Beer?"(売り子のおねーさん) "No,No.Glass Back"(当惑するあっし) "One More Beer?"(何こいつ？と思ってるであろう売り子のおねーさん) "Glass Return,Here?"(何で分かんねーんだよと思うあっし) "Drinking end and I Back This Glass"(あっし) "Not Understand"(売り子のおねーさん) "....."(またそのフレーズかよ〜と思うあっし) "I Drunk Beer and Back This Glass.You Will Wash This Glass"(ヤケクソなあっし) "Not Understand"(売り子のおねーさん) 　こんなやりとりを３分程続け、結局、あっしは首を横に振り、グラスを持って席まで戻ったのであった． 近くにいた東京４人組に全く通じないんだけど、どうしたらいい？と聞いたら、あっさりと回りを確認して 『置いとけば良いみたいですよ』と教えられる．なるほど〜！もっともっと英語を勉強しないと駄目ですな．

気を取り直し、再び滑りに出る．全く人がいないコースやTバーがあるコースを滑る．
でも、もう足が完全について行かない．コントロールの利かないヘロヘロ状態になりながら１時間程頑張る．
でもやっぱり駄目．またまたビールを飲むために休憩．ついでに食事も取る．
たまたま空いてる席が東京４人組の隣のテーブルしかなかったため、しょうがなく隣に座る（群れをなすのあまり好きじゃない）．

声を掛けられ、会話を交わす．初心者がいるようで今回はヘリスキーはしないとのこと．
せっかくニュージーまで来てるのに勿体無いよね〜、なんて会話を交わす．
カドローナ、トレブルコーンを回ったそうだ．トレブルコーンの高低差は確か670m程あった筈．
初心者には辛いんじゃないの？と聞いたら、そんなんでも無かったとのこと．そうか、トレブルコーンも楽しいのか．
じゃあ、トレブルコーンは次回に取っておくか〜！

　　

　美味しい羊を食べた後、ラストアタックに出る．３本程滑ったけど、やっぱりもう駄目．コントロールが利かない！
最後の１本を滑り出すときに『また、来るからな〜！』と２度ほど呟いて、攻めの滑りで滑る．
今回のニュージーでのラストの滑りは、ヘロヘロだった割にはそれなりに納得出来る滑りが出来たと思う．
こうして滑り終えたけど、なんだか淋しいものがあるな〜．


　１時のバスでコロネットピークを後にし、１時半頃ホテルに戻る．感傷に浸っている暇は無い！
さあ、バンジーだ！

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